mp3との出会い

先月、Winampが提供を終了するというニュースが駆け巡った。
音楽プレイヤーソフト「Winamp」が公式サイト閉鎖へ、ダウンロードも不可能に - GIGAZINE
2008年からMacを使うようになってからはもう使わなくなり存在も忘れかけていたんだけど、全盛の頃はやはりかなり世話になっていたのを思い出した。
この機会に、mp3と出会った頃について、ちょっと書いてみようと思う。(Kosen Advent Calendarにも便乗しています)

mp3を知った時、衝撃を受けたのを覚えている。
1999年くらいの高2の頃だろうか。当時は高専の寮に入っていた。
寮というのは、あらゆるものがシェアされる場所。漫画や雑誌から、CD、ゲーム、パソコン関係のソフト、ハード、怪しい文字列が羅列されたものまで、あらゆるものが出まわるのが当たり前。そして高専というのはいろんな方面にマニアックな人が集まる環境だった。

ある日先輩の部屋に行ったとき、mp3を見た。
「えっ、どうして音楽がこんなにたくさんパソコンに入っているの?」というのが最初の印象。
当時はMD全盛の頃で、音楽といえばCDかMDで聴く、というのが常識だった。パソコンに音楽を入れられる、ということを知らなかった。(当時はHDDも数GBくらいが普通の時代)
音楽は好きでCDも集めていたので、好きな音楽をたくさんパソコンに入れる事ができる!それがmp3なんだ…!という感動を覚えた。これは鮮明に覚えているなぁ。
すぐにmp3関連のソフトをもらって(当時はフロッピーとかで)、自分のパソコンに入れて使うようになった。
たしかそれから少しして、当時ハイスペックのパソコンを買ったので、それからは寮内でみんなからCDを大量に借りてきては、夜な夜なリッピングしまくっていたなぁ。当時集めたいろんなジャンルの大量のMP3が、未だに残っている。
あの頃、SCMPXや午後のこ〜だとかが有名だったけど、音質があまり良くないという話を聞いて、別のエンコーダを使っていたり。あの頃は、リッピングとエンコードを別々のソフトでやっていたね。夜中じゅうずっとやるものだから、自動で処理するようなプログラムを作ってやらせていたり…。
そうやって大量に生成されたmp3を聴くのは、やはり一番使い勝手のよかったWinampだった。
当時たくさん出ていたパソコン関連の雑誌でもWinampは常に特集されていたし、いろんなスキンやプラグインも多くあった。
自分はWinampとWowThingのプラグインをずっと使っていた。音響が良くなるやつ。

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初めてmp3のポータブルプレイヤーを買ったのは、2002年頃。ヤフオクで数千円だったやつを適当に買ったんだ。SmartMediaカードを入れるタイプで、32MB(10曲も入らないくらい)で使っていた。

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その後、CD-Rに焼いたmp3を再生できるプレイヤー、RioVoltを買った。

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いやー懐かしい。

今日はというと、銀座のソニービルに行って、ハイレゾが超高音質で再生できるというウォークマンZX1というやつを見てきた。たまげたね〜。すごい迫力と臨場感だった。

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時代は変わるね〜!